2023/01/24 03:19

「ラクトースフリー」です。というと、それならヴィーガンか、と聞かれます。あるいは、ベルギーの店でも、「ヴィーガンのチョコある?」というお客様はかなり多いですね。日本とは比較にならないと思います。店頭で、私は「ヴィーガン保証はしていません。乳製品不使用ですけど」と答えています。それで買う人もいれば、買わない人もいる。ヴィーガンマーク・シールで安心したい人はそれでよし、と思っています。


「ヴィーガン」てなんでしょうね。「ヴィーガン協会」なるものの無料会員に登録していますが、こういうのは利権団体だと思っていますので、そこのロゴを使用したりはしていません。高いです、、、
動物由来の食品を使用しない事?動物が苦役に使用されていない事の証明が必要?動物愛護者の理念、理想?いろいろなタイプのヴィーガンがあります。

確かにベルギーで私達が植物由来の食材に注目したのは、乳アレルギーのお客様からの問い合わせがかなりあった、ということもあります。私の友人のショコラティエが乳糖不耐症で、新しいチョコレートをつくっていたことと重なりましたが、食べてみると、舌から胃まで実にすっきり入っていくのです。この感覚は実は日本人の味覚に合っているな、と思った次第です。

チョコレートクーベルチュール最大手のカレボー社が、ラクトースフリー(かれらはDairy Free)のチョコレートを開発したこともあり、どんどんと取り入れています。タイガーナッツとかカヤツリグサと呼ばれる地中海の植物で乳を置き換えています。

いずれにしても、まずは「美味しい」と思えること、カラダが感じることず大切だと思います。